用語辞典Glossary

低温割れ(ていおんわれ)

溶接欠陥の一種。溶接を行った後、溶接部が300℃以下に低下してから発生する割れのこと。原因として、母材の合金元素が高い為におこる溶接部の組織硬化、溶接部の拡散性水素の発生、そして拘束が大きいなどである。対策としては、低水素系溶接棒の使用、予熱の実施等がある。

【編集者コメント】 遅れ割れも含みます!軟調で低温われをする場合は低水素の溶接材料を選択します。
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