用語辞典Glossary

熱影響部(ねつえいきょうぶ)

溶接や熱切断などの熱により著しく影響を受けた部分で、金属組織や治金的・機械的性質が変化を受けた溶融していない母材の部分。HAZと記されていることもあり、2番部とよばれることもある。

【編集者コメント】 炭素鋼などに発生する割れは、溶接直後は割れておらず、溶接後48時間以内に発生し、硬くなった熱影響部が起因になっていることが多い。この割れを低温割れまたは遅れ割れという。
技術お問い合せ072-891-1335