黄銅(おうどう)
銅(Cu)と亜鉛(Zn)との合金。黄色のものが多く、亜鉛の量が少ないと金色を呈する。金具・機械部品、金箔の代用などに使用。穴あきの5円硬貨の材料とする。亜鉛が20%以上のものを真鍮(しんちゅう)と言う。
【編集者コメント】 真鍮のほうがなじみがあります。重量が入っているため、溶接時に母材を溶かすことで欠陥が発生します(亜鉛の融点が低いため、亜鉛が蒸発して、穴が開きます)。ユーザーさまからどうしてもTIGで溶接したいという要望を最近よく聞きます。その場合は当社のNCP-Rを奨めて下さい。但し黄銅は黄色、NCP-Rは赤っぽい色をしていますので、この点は注意して下さい。